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中国地図 西安

現在の陝西省の省都である西安は、かつて長安と呼ばれ中国数千年の歴史の上でも、中心的役割を担う古都である。日本でいえば京都のような存在で、紀元前1100年頃、西周の文王の時代に、初めて長安に首都が置かれた後、紀元前221年、中国史上初めて全国を統一した秦の始皇帝が、長安の北方にある咸陽に都を置き、劉邦が建国した前漢、王莽の新時代、献帝の後漢時代、晋、前趙、前秦、後秦、西魏、北周、隋、唐と13の王朝がここを都城とした。
漢代には中央集権的な大帝国として栄え、行政組織や儒教の確立など、その後の中国の政治、社会文化の基盤がここでつくられた。t特に 隋(581~619)、唐(618~907)の時代には、巨大な人口を抱え、シルクロードの起点としてペルシャ、ローマとの通商路が開かれ、当時の世界一の大都市として発展した。

現在の市街地は、街の最盛期を過ぎた明代に形成されたもので、唐代の遺構とは、はるかに規模が小さくなっている。城壁内にある比較的簡単に到達できる観光ポイントと郊外にある広大な遺跡群など、移動と見学時間に思いのほか時間がかかるため事前にどのような組み合わせとするかを十分に検討しておく必要がある。
特に西安の西北に位置する渭水(渭河:街の北側を西から東に流れる)の北は、歴代王朝の彼岸の地となり巨大な規模の墓陵群が集積する地域であるため、丁寧に見て廻っていると際限がなくなる。また郊外においては貸切車両を手配していない場合は、複数箇所の訪問は相当困難と思われる。縮尺を参照しながら(公里はキロの意味)地図を参照下さい。


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