ピラミッド地図 ギザ サッカラ ダハシュール エジプト
エジプト観光に来て、ピラミッドを見ないで帰ってしまうひとは、ごく少数と思われるが、そうでない大多数の人がピラミッドを見に行く場所は、ギザにある三大ピラミッドである。
これらは、ピラミッドが造られた最終段階における建造の形態で、ピラミッドの形はある時点で突発的に形成された訳ではなく、何世代もかけて練り上げられてきたものである。
それでは、ギザ以前にはどのように造られていたかというと、ナイル川をさかのぼった上流の左岸地域に、年代ごとのピラミッド造成の技術的発展形態をみることができる複数のピラミッド群が存在している。
階段ピラミッド:サッカラ
いわゆるピラミッドの最初の形態で、第3王朝時代サッカラに、宰相イムホテプが設計し、ジェセル王が築いた物がその始まりである。当初は日干し煉瓦による方形のマスタバ(古代エジプトにおける墓のひとつの形式)として建立されたが、後に煉瓦を積み上げて階段状の巨石建造物と成した。一度階段形態が完成した後も、追加して拡張が成された。
屈折ピラミッド:ダハシュール
第4王朝期に入ると、スネフェル王が既存のピラミッドを基調に屈折ピラミッドと称される事になるピラミッドも築いた。これは建設途中に(地上から49m地点で)勾配を約54度から約43度に変更している。理由には諸説がある。
真正ピラミッド:ダハシュールとギザ
スネフェル王は更にダハシュールにおいて、勾配約43度で、側面が二等辺三角形の赤いピラミッドを建造。これによっていわゆる真正(しんせい)ピラミッドの外形が完成した。
世界最大のピラミッドは、スネフェルの次のクフ王によってギザに築かれた(ギザの大ピラミッド)。勾配は51度52分。底辺は各辺230m、高さ146mに達する。長さと高さの比は黄金比であり、第2位のカフラー王のピラミッドもこれに匹敵する。これらのピラミッドは表面に化粧板が施されていたが、剥がされてカイロ市街地の舗装に使われてしまい、現在ではカフラー王のピラミッドの頂上辺りとギザのピラミッドの土台元に僅かに残っているのみである。
ギザはカイロ近郊にあるので、ツアーもしくはタクシーなどで簡単に行くことができるが、サッカラをはじめとしたピラミッド群は非常に広範囲な地域に分布しているので、ツアーバスに参加して見にいくのが一般的。 ここでは代表的なものを表示。さらに上流域に行ってもピラミッド遺跡が残っています。
世界各国の人が、flickr に掲載している写真(関連性の高い順)をみることができます。
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