エジプト 地図


アフリカ大陸の東北端に位置するエジプトの地図を掲載しています。
2011年1月25日、ムバラク大統領退陣を求める民衆による大規模デモが全土で発生。2012年2月11日、ムバラク大統領は辞任。ムバラク大統領辞任後も、早期の民政移管や経済状況改善を求めるデモが頻発。2012年6月に設置された100名の委員からなる憲法準備委員会は、6カ月をかけ憲法草案を作成。草案を巡りイスラム勢力とリベラル・世俗勢力との間で意見が激しく対立する中、新憲法の草案を巡る国民投票が実施された結果、国民投票では、賛成票63.8%で憲法草案が承認され、2012年12月25日、新たな憲法が成立しましたが、内政的には流動状態が継続中です。 

エジプトの2013年段階での状況

エジプトは、2011年までのムバラク大統領の時代までは、外貨導入、国営企業民営化等の経済改革を実施し、高い経済成長率や経常黒字を実現していたため外国からの直接投資も増加傾向にありました。 当時の政権と政府軍との連携により、国民には各種の制限が設けられていました。しかし2011-12年の政変後、観光及び投資の落ち込みにより、大幅な貿易赤字を4大外貨収入源(観光、スエズ運河通航量、出稼ぎ外貨送金、石油輸出)で補填する従来の経済構造が崩れてしまい国際収支は悪化(外貨準備高半減)しています。特に、観光産業及び海外直接投資は深刻な打撃を受けており、早期の治安の安定と経済立て直しが必要とされます。また、革命後、財政赤字が拡大しており、補助金改革を含めた経済改革が急務となっているのが現状です。

観光においては、政変による打撃に加え、2013年3月観光地ルクソールでの、気球落下死亡事故も発生したため全般的にはあまり印象が良くない状況です。
しかしながら、中東・アフリカ地域の政変・混乱は、数十年単位の長期で継続する場合も多く、観光客にとっては以前より不安定となったエジプト治安情勢ですが、この先は現在よりもより厳しい状況(政治的混乱・宗教勢力の台頭・隣国であるイスラエルとの関係)を迎えることも予想されるので、観光旅行が可能な内に、行ってみるというのも良い判断かもしれません。

日本の外務省からは以下の勧告が発令されています。
エイラート・アカバ以外のシナイ半島「渡航の延期をお勧めします。」パレスチナ自治区との国境・リビア国境「渡航の是非を検討してください」
個人で旅行を企画する場合は、立ち入る地域の安全確認情報は、事前に収集・確認しておいたほうが良いでしょう。