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イスラエル・パレスチナ

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イエスの足跡 エルサレム地図

イエスがエルサレムで受難の時を迎えた後、帝政ローマ期の66年から73年の間ローマ帝国とローマのユダヤ属州に住むユダヤ人との間で行われた戦争(ユダヤ戦争)が勃発。 ローマ帝国軍により、エルサレムの神殿は炎上し、反乱は鎮圧されることになった。 イエスが活動していた場所も同様に惨禍を受けたとされ現在に残されているゆかりの場所は、新約聖書などから逆引きされ設定された場所も多く(宗派によっては聖地とされる場所も異なる場合もある)、必ずしも史実どおりの再現とはなってはいないだろうが、信仰を持っている人々にとってはそれはあまり重要なことではないと想われる。
新約聖書の世界は、特にヨーロッパ世界においては、宗教文化・芸術の分野に非常に多くの感化を与えている。 具体例を1つあげると、バッハによる「マタイ受難曲」は、イエスの受難を描いたものであるが、実際のエルサレムは、マタイ受難曲が創り上げる荘重とした雰囲気とは対極にある喧騒と雑多なパレスチナの地域である。 もとよりバッハは、キリスト教の教義と信仰の上に、受難曲の世界を構築しているので実際のエルサレムのことなどは、案外どうでもよかったものと想われる。
時代が下って現代においては、ヨーロッパの芸術作品と、そのモチーフとなった地域の両方を簡単に鑑賞できる時代となった。バッハの受難曲に関わらず、エルサレムは、過去の時代が創り上げてきた宗教芸術がもっている一種の文化ギャップも見ることができる都市の一つである。


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