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オーロラ鑑賞地帯 北欧地図

北欧地域でオーロラを鑑賞(観測ではない)可能地域を表示しています。
オーロラは広義の天文現象というより、地球の地磁気と太陽風の織り成す自然現象ですので、人類が過去、受動的な観測装置しかもたなかった頃と比べ、現在は大気圏外の太陽観測装置の情報、宇宙天気情報などをインターネットで閲覧することも可能となり、オーロラ鑑賞のための選択手段として利用できるようになっています。 そのデータに加え、過去から現在に蓄積されたオーロラ出現データをクロスチェックすることにより鑑賞の機会を高めることが期待できます。 
しかしながら、地磁気観測や太陽風の発生現象は、様々な要素が複雑にからみあい、オーロラ発生に至るまでは、地球上の天気予報並みの精度が確立されていないことも事実です。 オーロラ鑑賞を目的として北欧に出かけて、現地で実際鑑賞することができなかった場合は、「私は不運だ!」「旅程設定した担当者が悪い!」と嘆く前に、「オーロラは私の前に、何故出現しなかったのか?」を考えてみると、本当に不思議な地球のしくみを考察することができ、それが人生の糧となるでしょう。

オーロラは地球の両極(北極と南極の2箇所)の周辺地帯で年間を通じて発生しています。正確には極を取り巻く高緯度地域(緯度65度から70度)に環状に発生する現象なので地球上では観測地帯は非常に広範囲にわたっています。 下段の地図は北半球の高緯度地域地図で、北緯65度から70度の地域を表示しています。 オーロラの発生原因の一つは地球の地磁気現象に因るので、実際の発生は地図上の北極点以外のに地球を磁石としてとらえた場合の片方の極である地磁気北極を中心に環状(地図で表示しているような正円ではなく楕円上に形成されオーロラオーバルと呼ばれる)に発生します。 オーロラ鑑賞は、この地磁気北極を中心とした緯度65-70度の高緯度地帯内に出かけていくことが重要です。 またオーロラは光学現象でもあるので、北半球では極地帯に太陽からの可視光線が侵入してくる夏季の期間は肉眼でみることはできないので、可視光線が制限される9月から3月頃までの時期となります。 地球上での発生時間も地域差があり北欧地域は22時から26時が最活発の時間とされています。


世界各国の人が、flickr に掲載している写真(関連性の高い順)をみることができます。

現在の地磁気北極はグリーンランド西にあり、近年は地図上の北極点方向への移動がみられます。
地磁気北極が何故重要かというと、大気圏より高いところの地球周辺の空間は真空ではなく、電荷を帯びた粒子(電子やイオン)で満たされています。この粒子群をプラズマといいます。地磁気はこのプラズマの挙動を支配します。太陽から地球に向かって流れてくる超音速プラズマ流「太陽風」(凡そ3日間かけて地球に到達します)は地球の地磁気の存在のため、地球に直接侵入することなく脇へ逸れて流れてゆきます。その結果 地球の周辺には「磁気圏」と呼ばれる空間が形成されます。 オーロラが起こるのは地球近傍のプラズマが地磁気の変化によって振る舞いを変え、地球へ降り注ぐためです。

オーロラの発生現象については、リンクサイトに詳細な案内がありますので参照下さい。
地磁気の活動とともに、オーロラの発生原因の一因となる「太陽風」を含めた宇宙天気情報もインターネット上で日本語で読むことができます。
フィンランドとスウェーデン限定のようですが、オーロラ鑑賞の情報が専門旅行会社から発表されています。

下記のグーグルマップでは、北緯65度以北の北欧地域の地図を表示しています。 オーロラ鑑賞は夜間に限定されるので、観光で訪問の際はそれ以外の時間をどのように過ごすのかを検討しておく必要がありそうです。 また鑑賞できなかった場合の代替プランも考えておいたほうが良いと思います。

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