北海道の百名山

利尻山

利尻山は、北海道最北端稚内の西方に位置する利尻島・礼文島の内、利尻島にある独立峰。
利尻島は利尻山で出来上がった島でもある。

利尻山を3D地図で表示 click すると Google Earth が展開します。
利尻山

別名利尻富士とも呼ばれ、海上からでも利尻山の独立峰の美しさが見て取れます。
アイヌ語でリイシリは「高い島山」を意味しており、古くから高くそびえるその美しい姿は航海や漁場の目印とされ、人々はその山に航海の安全を祈り、豊漁を祈願し信仰の対象となってきました。
1890年(明治23年)ごろ、修験者・天野磯次郎が鴛泊(おしどまり)から利尻山頂上まで登山道を開削したと伝えられています。
山頂には利尻山神社の祠があります。

利尻山:2D地図を表示

羅臼岳
北海道・知床半島にある火山群の主峰及び最高峰。1964年(昭和39年)6月1日に知床国立公園に指定され、2005年7月にこの山域を含む知床半島が知床 (世界遺産)に正式登録されました。

羅臼岳を3D地図で表示
羅臼岳

北海道の最東北端に位置する知床半島は、根室海峡とオホーツク海を分けるように突き出した半島です。
知床半島の脊梁部は斜里岳を基部に海別岳、遠音別岳(おんねべつだけ)、羅臼岳、硫黄山、知床岳など千島火山帯となっています。
エゾマツ、トドマツ、ダケカンバなどほとんど人手の加わらない樹林に覆われ、頂稜部はハイマツの間にエゾツガザクラ、エゾキンバイソウなど高山植物が豊富にある。
海岸部は荒海に浸食された断崖絶壁となっており、オホーツク海側は200mも切り立った断崖が続いている。そこは、ヒグマ、オジロワシ、シマフクロウなど大形鳥獣の生息地で、特別保護地域に指定されています。
登山コースがついているのは斜里岳、羅臼岳、硫黄岳で、そのほかの山に登るには、沢の遡行やヤブこぎなどが必要となります。

羅臼岳:2D地図を表示

斜里岳
知床半島の付け根にあり知床火山群、阿寒火山群のほぼ中間に位置する秀麗な成層火山。山頂部は斜里岳、南斜里岳、西峰の3つのピークからなり、いずれもその中央に古い火口があります。

斜里岳を3D地図で表示 click すると Google Earth が展開します。
斜里岳

斜里岳は標高1547m。東北海道の背骨を形作る千島火山帯に属し、知床連山と雄阿寒と雌阿寒に代表される摩周・屈斜路火山列の中間に位置した成層火山です。山頂からは道東一円がひろく見渡せ、地元ではその美しい山容から、“道東のマッターホルン”と呼ばれて親しまれています。斜里岳は日本百名山のひとつでもあり、清里町のシンボルです。
清里・斜里方面からは登山ルートも整備され、沢沿いのコースには多くの滝が存在し、季節によって(雪が消える7月ころから)、それぞれの花が咲く様子が楽しめます。

斜里岳:2D地図を表示

阿寒岳

阿寒岳の定義には、複数あり、単純に雌阿寒岳(めあかんだけ)を指す場合、また日本百名山のように、雌阿寒岳(めあかんだけ)+雄阿寒岳(おあかんだけ)の2つの山としている場合があります。
阿寒湖を挟んで、一定の距離で離れています。 また色々な案内もありますが下記の3D地図を参照しておくと、阿寒岳の配置具合が良く分かります。

阿寒岳を3D地図で表示 click すると Google Earth が展開します。
阿寒岳

阿寒岳の内、
雌阿寒岳(めあかんだけ)は、成層火山群に属する活火山、1000 – 2500年前には、阿寒富士火山体が形成されました。
阿寒の名を冠する山は他に二つあり、雌阿寒岳の近くに阿寒富士(1476m)、少し離れて雄阿寒岳(1371m)がある。何れも火山ですが、雄阿寒岳と阿寒富士は今のところ静かな状態、雌阿寒岳は現在もさかんに活動しています。 雌阿寒岳の場合は、活火山のため登山が制限される場合があります。 

雄阿寒岳は、阿寒湖やペンケトー(上沼)、パンケトー(下沼)という湖沼に囲まれるようにそびえています。

阿寒岳:2D地図を表示

大雪山
大雪山(たいせつざん、だいせつざん)は、北海道中央部にそびえる火山群の名称で、一つの山ではないことを明確にするため、「大雪山系」という呼称もしばしば使われています。
大雪山系と言われる場合、広義には表大雪、北大雪、東大雪、十勝岳連峰を包含する大雪山国立公園の南北63 km, 東西59 kmと広大な広さとなります。
下記の3D地図では、その内の「表大雪」の地域と呼ばれている、御鉢平カルデラを中心としたエリアを表示しています。

大雪山を3D地図で表示 click すると Google Earth が展開します。
大雪山

いわゆる大雪山系のすべての山を表示してしまいますと、約20以上の峰を指すことになり逆に分かり難くなるので、狭義の「表大雪」以外は省いています。

もっとも知られているのは、旭岳(最高峰)を中心とする表大雪の火山群です。
御鉢平は、周囲を2000m級の峰に囲まれた広大な火口原で、中央部に「有毒温泉」と名付けられた硫化水素を含む温泉が噴き出ています。
また旭岳の西側には、爆裂火口の「地獄谷」もあります。
東川町の旭岳温泉から姿見の池(標高1,600m)まで大雪山旭岳ロープウェイがあり、比較的手頃な登山が楽しめるとあって、多くの登山者が訪れるポイントとなっています。
姿見の池付近はなだらかで高山植物が広がり、本州では3,000m級の山にしかないような植物を見ることができます。
高山であり、夏でも天候が急変すると低体温症による死者が出るほどであることから、天候の急変に備えて非常用装備や秋の北アルプス並みの服装が必要とされているやはり2000m級の峰々です。

大雪山:2D地図を表示

トムラウシ山

大雪山国立公園のほぼ中央にどっしりと構えた雄大な山で大雪山系の表大雪の西端に位置しています。
その頂上に近づけば、日本庭園、トムラウシ庭園、黄金ヶ原などと呼ばれるお花畑と沼がみごとに配置されて、訪れる人の目を充分に楽しませてくれる。
上部は巨岩が積み重なった複雑な地形で、頂上からは360度の山岳展望が開けます。
下記の3D地図でも疑似体感できます。

トムラウシ山を3D地図で表示 click すると Google Earth が展開します。
トムラウシ山

トムラウシ山遭難事故とは、2009年7月16日早朝から夕方にかけて北海道大雪山系トムラウシ山が悪天候に見舞われ、ツアーガイドを含む登山者8名が低体温症で死亡した事故。夏山の山岳遭難事故としては近年まれにみる数の死者を出した惨事となりました。
経緯は、トムラウシ山遭難事故 調査報告書 – 日本山岳ガイド協会


などを参照ください。

小さな要因が、積み重なり、最終的に悪天候の中、危機が増幅してしまうという、登山中の事故ということだけではなく、日常生活にも潜む事故の発生過程についても大変考えさせられる事故の一つです。

トムラウシ山:2D地図を表示

十勝岳

大雪山系の西南部にある十勝連峰の主峰が十勝岳で、
北海道の火山の中でも特に有名な山で、過去に何度も爆発し、最近では昭和63年(1988)末の噴火で、ふもとの白金(しろがね)温泉は閉鎖、登山も一時禁止(現在はオープン)になりました。
火山活動は現在も継続中です。

十勝岳を3D地図で表示 click すると Google Earth が展開します。
十勝岳

十勝連峰は、水の流れが分かれる分水嶺で、この連峰が太平洋、日本海へと注ぐ水流の分岐点(いわゆる北海道の中心)となっています。
連峰を構成する峰が一直線上に並ぶ姿は、山麓部分から見上げた場合でも非常にきれいな形をしています。

十勝岳:2D地図を表示

幌尻岳
—-注意—-
幌尻岳登山は、百名山の中で最難関と言われています。 その所以は、本州在住者の方については距離的な事もあるとは思いますが、百名山唯一渡渉がある事によるもので、その沢も雨が降り続くと増水し2~3日渡れなくなります。 また、最近の事故の大部分が渡渉中のもので、事故の多くは単独行の登山者となっています。 登山者の高齢化、スケジュールの過密化などによるものと思われますが、上級者でも難しいと言われている幌尻岳登山について、個人の登山者は渡渉時にはグループを組んで行動し、技術がない方は有資格の登山ガイドを同行させるようにしてください。
—-注意—-
幌尻岳を3D地図で表示 click すると Google Earth が展開します。
幌尻岳

幌尻岳は、標高2052m。日高山脈襟裳国定公園の中で最も高い山であることから、アイヌ語で「大きい・山」を意味する「ポロ・シリ」として親しまれてきた山です。毎年夏には一面高山植物のお花畑となる山頂付近のカール状大地や豊富な動植物群、山頂からは幾重にもなる日高山脈の山並みが一望できます。
十勝連峰は、南北の距離150km。 3D地図を見て分かるように主稜線の両脇にも同等クラスの標高を持つ山塊が取り囲むという、画面で地図だけ眺めていれば楽しい場所です。 北海道の観光ルートとはほとんど無縁の場所と想います。

幌尻岳:2D地図を表示

羊蹄山
海抜1898mの成層火山。形状が富士山に似ていることから「蝦夷富士」と呼ばれています。
どちらの方向から眺めても ほぼ同じ形状の独立峰です。

羊蹄山を3D地図で表示 click すると Google Earth が展開します。
羊蹄山

羊蹄山は北海道後志地方南部にある海抜1898mの成層火山で、正式名称は「後方羊蹄山(しりべしやま)」です。
日本書記では既にこの名が記され、後方を「しりへ」、羊蹄を「し」と読んでいました。アイヌ語名はマッカリヌプリですが、現在では、山の南麓を流れる真狩川(まっかりがわ)や真狩村にその名を留めているだけです。時代と共に名称が簡略化され、今の羊蹄山という呼び方になりました。

羊蹄山は支笏洞爺湖国立公園地域に指定され、羊蹄山、洞爺湖、定山渓、支笏湖、登別温泉を含みます。
本州から続く那須火山帯の北端部に位置し、有珠山や樽前山のような活火山、洞爺湖、支笏湖、倶多楽湖のようなカルデラ湖を含むなど、火山の活動を観測できる地域です。

山頂は大火口(父釜)が直径700m、深さ200m、周囲5kmに渡ってぽっかりと大きな穴を開け、その北西に小ぶりな母釜や小釜の三つの火口が見られます。三つの火口の周囲に外輪山が形成されています。この外輪山の最高標高点は喜茂別ピークの1898mで、羊蹄山と呼ばれているのは標高1893mの真狩岳です。外輪山に沿って登山道が作られ、一周出来ます。

羊蹄山:2D地図を表示