Michelin3星レストラン 兵庫_2016

ミシュラン3星レストラン 兵庫_2016 地図

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2016年兵庫県版の星付きレストランの所在地は、繁華街からは割合と離れた住宅街の中にある「名店」が意外と多いことが見て取れます。 神戸市、芦屋市、西宮市のなかでも、いずれも高級住宅地域とされる静かな住宅街の中に点在しているのが、特徴です。

カ・セント(3星)


JR三ノ宮、元町駅から徒歩約15分。港から山手に向かって上ってゆく傾斜地域にある住宅街の中にある。

店名は、スペインの修行先から。福本伸也氏の料理哲学に国境はない。 近郊農家の野菜や地元産の魚介を使う創造性豊かな料理はそれを反映したもの。数々のタパスを含め、演出が美しく変化に富む。スペシャリテは、地中海への郷愁を込めた「バレンシア風おじや」。素材本来の味を大切に、独創的かつ繊細な一皿を構成する。ヨーロッパで磨いた感性から生まれる新感覚の料理を五感で味わいたい。

日本料理 子孫(3星)

阪急甲陽線(関西人でもほとんど乗る機会がない)の甲陽園駅近く、西宮市の高台にある高級住宅地とされる地域に位置しています。

閑静な住宅街に忽然と現れる数寄屋造りの料亭。敷地内にあった、小さな孫を思わせる池が店名の由来だという。昆布だしは前日からゆっくりと、火にかけずに引き、血合い抜きの鰹節で深く豊かな旨味を引き出すのが藤原研一氏の流儀。彩の美しい八寸は下ごしらえの丁寧さをうかがわせる端正な仕上がりだ。和の様式美が隅々までおよぶ座敷が2部屋のほか、テーブル席もある。

あめ婦(2星)

JR芦屋駅の北側、幹線道路に面しており、場所は大変わかりやすい。いわゆる関西の高級住宅街「芦屋市」にあり、周辺には有名店も多く比較的人通りも多い芦屋市の繁華街に位置する。

女性一人でも利用しやすい空間を作りたいと、テーブルや座敷のほかにカウンター席を設けた。料理は手を加えすぎず、素材の味を生かしたシンプルなものが中心。海老芋の変わり揚げはなめらかな食感で人気。初めての利用なら、自慢の料理を少量ずつ盛り合わせた昼限定のあめ婦御膳をすすめる。武田尾温泉の老舗旅館に生まれた里深久起氏は、幼い頃から身につけたもてなしの心で客を迎える。

麤皮(Aragawa 2星)

JR三ノ宮駅から徒歩約10分位、異人館が集中する北野近くの住宅街の中にあるレストラン。路面店なので場所は大変分かりやすい。

長年の経験を生かして仕入れるのは、上質な但馬三田牛、串打ちし、煉瓦の備長炭を使って焼き上げた肉は、燻香をまとい風味豊かだ。肉の繊維の向きに合わせ、四方から火入れする技術は正に職人技、サーロインはサシの少ないものを厳選。フィレ、イチボ、リブロース、どれも旨みに溢れ、噛み締めるたびに喜びがある。父親が設計した愛着ある店で息子二人が志を継いでいる。

料理屋 植むら(2星)

JR三ノ宮駅から徒歩10分(駅の北側)、北野坂に面するPensil ビルの4階にあるため、道路側から見てもその存在に気づき難い。

瀬戸内の魚介や地元の野菜のほか、店主の出身地である香川県の食材を使う料理が供される。中でも、山海の幸を取り合わせ、季節の装いを凝らした八寸は華やかだ。熟成させた昆布と鰹の本枯節、時には鮪節から引くだしは、香りと旨味が余韻に強く残るよう、季節や椀種により変化をつける。締めは炊きたての土鍋ご飯。米から飯になった瞬間の芯が残る歯ごたえから香ばしいおこげまで楽しめる。

生粋(2星)

神戸を代表する地形(海に山が迫る比較的狭い地域)が特徴的な東灘区にある、幹線道路や東西を結ぶ鉄道路線も多く、アクセスには大変便利な住宅地の中にある。

店主は、締、煮、炙、燻などの技法を素材に合わせて巧みに使い分ける。古米を用いるシャリは、魚の甘みとの一体感を大切にし、赤酢と塩で旨みを立たせる。 明石の漁師が素潜りで獲るヒラメやマコガレイ、徳島のタコなど近海産のネタも楽しみ。 おまかせは、焼霜にした鱧の握り茶漬を合の手に挟むなど、緩急をつけ飽きさせない。「おぼろ巻き」など、伝統的な寿司も継承している。

玄斎(2星)

JR三ノ宮、元町駅から徒歩約15分。上記の3星カ・セントと同じ建物にある。

京都の日本料理店や父が営んでいた大阪の割烹店で修業を重ね、独立した店主。瀬戸内の魚介や地物の野菜を取り入れた今大手に腕を振るう。昆布と鰹の淡くも滋味深いだしを用いた椀物。サザエの肝の真薯にはその身と枝豆を忍ばせ、異なる食感の妙を味わう。鱧の骨から作る煮ごこりは、汲み上げ湯葉びすり流しと合わせる。カウンターを挟んで、気さくな店主との会話も弾む。

直心(2星)

住宅地(西宮市でも)としても大変人気の高い、阪急神戸線の夙川駅から徒歩10分位の住宅地にあります。入り口の案内等はありません。

閑静な住宅街の一角、入り口に看板は出ていない。店内は10席のカウンターのみ。店主は料亭で修業を重ねた後、卸売市場で働いて魚を吟味する目を養った。魚介を惜しげなく使うおまかせの基本は13品。旬の食材で季節感を表すため、華美な飾り付けとは無縁だ。正統派の日本料理で培った技で仕上げる椀物から、さっぱりと粋な盛り付けの酒肴まで、キレのある仕事ぶりである。

たか木(2星)

JR芦屋駅から北に徒歩5-10分位の静かな住宅地に位置しています。

壁に掛かる「生々流転」の書は、店主の座右の銘でもある。古き良きものを伝える京料理は器と飾りも併せて季節を表す。歳時を映す八寸には旬の味覚がふんだんに使われ、目にも鮮やかだ。ひな祭りには、良い伴侶を願って貝合わせ、重陽の節句には長寿を祈り菊尽くし、棹尾を飾るのは信楽鍋で炊く白飯である。客を迎えてから取りかかる料理が多いため、ゆっくりと食事を楽しみたい。

はた田(2星)

阪急甲陽線苦楽園駅から徒歩2分、阪急神戸線夙川駅から徒歩約10-15分。看板等の表示はなく、外観からではお店の存在に気が付きません。

開業以来、宣伝はせずひっそりと営んでいる。店主は食材に敬意を払い、すべてを生かして使いきる。甘鯛の頭は、味に深みを与えるために塩をし、一夜干しに。骨から引くだしは椀物に用い、種との調和を図り、味を際立たせる。卯の花には海老のだしを使うなど工夫を凝らし、印象に残る味に仕上げる。週末と祝日の昼は4名以上から。予約の数を抑えているのも常連客に人気の所以だろう。

百味処 おんじき(2星)

JR三ノ宮駅の北側、徒歩10分位の住宅街に位置しています。 近くには日本初のムスリム・モスクや異人館などもあります。

供するのはおまかせコースのみ。どの皿も量が十分で、食べごたえがある。魚介は地元産が中心だが、輸入もののオマール海老を使った白味噌仕立ての小鍋は自慢の一品。春から初夏にかけては、軽く炙った穴子や海水のジュレを添えた鳥貝の刺し身、帆立貝と車海老のサラダ仕立てには黄身のソースをあしらうなど、工夫がある。肉料理を含み、ワインとともに楽しめるメニュー構成も魅力だ。

やまなか(2星)

JR三ノ宮駅の北にある繁華街の一角にある サクセスビルの1Fにあります。細い路地にレストラン等も非常に数多い地域なので、場所的にやや分かり難いかも

神戸のホテルで日本料理を学んだ店主が営む。創作性豊かな天ダネが多いのは、その経験の現れだ。酸味、甘み、食感を考慮し、緩急自在な流れで客をもてなす。最初の天ぷらは、その日の一押し素材から。魚介、肉、野菜と種類が豊富で、塩かわさび塩で味わう。締めは天茶か天丼、店内には半個室風のテーブル席も設けられ、2-4名で利用できる。

3D 地図(Google Earth) と StreetView での表示 


「ミシュランの3星」レストランは、地図で表記するいわゆる「世界の聖地」に含めてよいかどうかは、よくわかりません。
但し「美食」を求めている人々にとっては、聖地認定される場合もあるでしょう。 2016年の兵庫版の記載の3星、2星レストランを表示しています。 兵庫県版ではありますが、やはり神戸市と芦屋市、西宮市という人口集中地帯に、集中してしまうことは、料理単価が比較的高額なことから仕方がないことでしょう。
2016年 ミシュランガイド 星付きレストラン兵庫 夙川教会
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