ナスカの地上絵

ナスカの地上絵 ペルー

太平洋岸に位置するペルーの乾燥した盆地状の高原の地表面に人間によって描かれた幾何学図形、動植物の絵を意味します。 近郊地域の地名「ナスカ」に所属することから、「ナスカの地上絵」と呼ばれます。

地上絵の規模は、割合と大きく上空(航空機、現在はドローンなど)からから俯瞰しないと、図形の把握が困難であったため、発見されたのは20世紀の始め。
1939年6月22日、動植物の地上絵は考古学者のポール・コソック博士により発見されました。その後ドイツの数学者、マリア・ライヒェが終生この地に住み着き、彼女を中心として、地上絵の解明作業と、保護が行われるようになりました。

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ナスカ地上絵 3D地図
インカ以前、紀元前200年から紀元700年ごろに栄えたナスカ人によって描かれたとされています。なぜこのような巨大な地上絵を描いたのかということが大きな謎の一つとなっています。
宇宙人起源説もありますが、宇宙からは残念ながらよく見えません。前述のマリア・ライヒェは、天文暦説を主張する一方、雨ごいや豊作祈願のための神々の差さがものだという説もあります。
描かれてから最低でも1000年以上の時間が経過していますが、地表の岩の取り除き、その下の明るい色の土をむき出しにして(なにかの道具で大地にキズを付けた)描かれた線の集合体です。
乾燥し、強風も吹かない気候状態が奏功し、何百年の風化に耐えてきました。